価値の転倒
また雑感です。
25年くらい前に、付き合いのある方の依頼で、
ある学会に、障害者になられた先生の付き添いとして
参加したことがありました。
当時、暇人だったので、頼みやすかったのでしょう😆
その学会のことや、
話している中身がわかるわけもなく、
ただボーと聞いていて、
学究職の世界は、妙な緊張感がありました。
参加される先生方の風貌はどこか独特でした。
😓場違いの場所に長居は禁物で、
早く終わらないかなと・・・祈りつつ。。
(あとから聞いてみると、そういう場所は、ある意味真剣勝負で
終わってからの飲み会になると、ガラッと雰囲気が変わるらしいです)
その会合の主宰の方は、中川先生という方で、
今は、もうお亡くなりになっているようです。
ネットで、google って(ググって)、safariってみると、
大分の竹田市に一般財団法人 中川久定記念基金が、
見つかりましたので、記憶として、きっと同一人物です。
※久定:ヒサノリとお読みするようですが、
キュウテイと、呼ばれておられたと思います。
この前おき、いらない🙂↔️気がしますが、本題。。
今回のテーマは、
「子どもの価値観の正直さ」です。
あるご家族の親戚に、羽ぶりのいい方がいて、
高級レストランで、中華をご馳走になったらしく、
フカヒレなど、高価なコースが、出てきたそうです。
大人たちは、講釈で、この料理の何が素晴らしいとか、
こと上機嫌だったのですが、
子どもが、いちばん美味しかったものは、
『コーラ』😳だったそうです。
頼みたいもの、何もないし、美味しいものない!
ただコーラをおかわりしていました。
その話を聞いて、「素晴らしい👍」と思いました。
大人や周りに合わせるわけでなく、
せっかくの高級レストランなんだから、いいもん食べなさい!
という大人の脅迫に屈せず、目もくれず😜
自分の価値観🌟を
持っている😁
なんとなく、将来楽しみな・・
ほんのり爽やかな風が吹くような、そんな気分に
なりました😘
伏線回収⁈に入りますが、
はじめの中川久定先生の話で、
印象に残っているのは、
自分が思っている価値より
周り、例えばテレビとか、偉い人が言ってる価値観に
寄せすぎて、自分で考えてない人が多い、
そんなことを言っていたような。。。
ご紹介した子どもさんは、自分の知っている中では、
暑い日に飲むコーラが最高😃みたいな、
自分の世界観を持っている!
(炭酸飲料の糖分が、いいとか悪いとかは別です)
”私が、研究者の集まりに、付き添いでその場にいたのと同様に
子どもに、高級レストランは、場違いで、そこは大人同士が
楽しむ場所“ そういう価値についてのおはなしです。
さて
中川先生ご自身が書かれた本を
Amazonで検索してみたら、
「転倒の島」が、見つかりましたが、
いやいや、きっと「価値の転倒」という本だったような。
もし、大分の竹田市に行くことがあれば、
その方が生まれ育った町がどんなところか、寄ってみたいと思います。
竹田城もあるし、いいところなんでしょうね。